【書評】エッセンシャル思考 より少なく、しかしより良く

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ミニマリズムとエッセンシャル思考

近年SNS、動画コンテンツ等でいわゆる「ミニマリスト」のインフルエンサーが増えてきました。

私自身はミニマリストではありませんが、少しずつ物を持たない(増やさない)暮らしにシフトしています。

どれ程のものを手放すかは人それぞれですが、物や情報が溢れかえった現代社会に生きる人々にとって、「ミニマリズム」は非常に魅力的です。

これから紹介する”エッセンシャル思考~最少の時間で成果を最大にする~”はそんな現代人にとって素晴らしい未来に導いてくれるバイブルになると思います。

著者の紹介

グレッグ・マキューン(Greg McKeon)

シリコンバレーのコンサルティング会社THIS Inc.のCEO

2012年には世界経済フォーラムにより、「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出

選択とは行動である

選択とは行動なのだ。与えられるものではなく、つかみ取るものだ。

みんなを優先するのは、誰も優先しないのと同じ。

どうすれば全部できる?ではなく、何に全力を注ぐか。

正しいことをやり遂げるためには、自分のエネルギーと時間を目標に向けてコミットさせる必要があります。

取捨選択はほかの誰でもない、自分の目で見極め、自分の手で選び取ることです。

選ぶ力は自分だけのものであり、他の誰にも奪えないのです。

私たちが持つ情熱を本当に成果を出したいものに全力で注ぎこみましょう。

私たちの周りにいるかけがえなく愛しい人に精一杯愛情を注ぎこみましょう。

集中は向こうからやってくるものではない

集中は向こうからやってくるものではない。だから、集中できる状況に自ら飛び込んでいくことが必要なのだ。

要点に目を向ける訓練をすると、これまで見えなかったものが見えてくる。

点の集まりではなく、点同士をつなげる線に気づくことができる。

私たちの生きる現代社会では無意識のうちに集中が消費されてしまいます。

Youtube やTwitterの情報を見るのに使っている時間は1日どれくらいでしょうか?

それが本当に自分の成し遂げたいことでないのであれば、一度断ち切ってみましょう。

あなたの人生で本当に成し遂げたいことにとことん目を向けましょう。

いずれ素晴らしい未来が見えてくるはずです。

90点ルール

完璧な選択肢が現れるのを信じてかなり良い選択肢を切り捨てるのだ。

どれを引き受けようかではなく、何にNOを言うか。

これからものを手放してシンプルライフを目指す方にとって、参考になるメンタリティだと思います。

90点ルールは、「まあまあ良い」「ないよりあった方が良い」を切り捨てる考え方です。

厳しい基準が必要です。

「それをまだ持っていなかったら、今からお金を出して買うだろうか?」

本質

遊びは本質を追求するのに役立つだけでなく、それ自体がどこまでも本質的である。

細かい言い回しを考える暇があったら、もっと本質的な問いを立てよう。

自分は何が大好きか?

自分は何が一番得意か?

世の中の大きなニーズに貢献できるのは何か?

それをとことんやり遂げましょう。

子供の頃には、親に叱られても、時間が過ぎても何かを成し遂げる為に夢中になったことがあると思います。

その中にこそ、本質があるのです。

まとめ

私は以下のことを生活に取り入れています。

  • 本当に良いと思ったものしか買わない、それ以外は手放す
  • 本当に成果を出したいものに夢中になる
  • ながら作業をやめる

必ず、人生を豊かにしてくれる名著です。

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